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EURO2004 FINAL, Greece beats Portugal 1-0

おめでとう!ギリシャ。アネテもガンバ

皆さん、大丈夫ですか? 
どっちらけていませんか?(苦笑
最初に言っておきますが、(多くの方もそうだと思いますが)
ボクは今回のギリシャの戦いぶりに何の異論もありません。
フランス、チェコポルトガルを立て続けに1-0で完封。
1-0美学の頂点・イタリアでさえ、もはや成し遂げられないであろうことを、
ギリシャは(アメリカ以外の)世界中の視線の集まる大舞台で、
堂々と成し遂げてしまったのですから。
これが賞賛に値しない訳がありません!
ロシアに3点取られて負けてますけどね(苦笑。



しかしギリシャってユーロ出場2回目ですか!? マジですか?
ボクが覚えてるギリシャって94アメリカWC。
マラドーナの居たアルゼンチンにチンチンにやられて、
マラドーナがゴールしてカメラに駆け寄って叫ぶ、あの試合かな?)、
グループリーグで7失点くらいして得点はゼロ、
確か、出場24カ国中最下位の成績だったと記憶してます。


そのあとWCからもユーロからも遠ざかっていたギリシャ
今回の五輪だって開催国で予選免除での参加、
(予選に参加してたら……おそらく出られないでしょう?)
そんなギリシャがWCをもしのぐハイレベルのEUROで優勝……
いやはや、とんでもないことが起きてしまいました。


優勝セレモニー見て想ったんですが、
なんかギリシャの選手、喜び方が可愛いというか、
「俺たち、やっちゃったなあ、いいのかなあ、良かったのかなあ」
なんて感じに見えたんですけど、どうでしょう?(苦笑
一方、監督のレーハーゲルはウルトラ級の株を上げましたね。
もうこれで決まりじゃないですか? 2006WCに向けたドイツ代表監督は。

しかしこの優勝は何を意味するのですかね。
ある意味、戦術しだいで日本代表にだってWCで優勝することが可能、
というモデルケースになるのでしょうか?
はたまた、ダバディ氏のblogじゃありませんが、
金まみれの欧州サッカー界への警鐘でしょうか?
間違いなく“事件”ですね、今回の優勝劇は。
しばらく論議は続くでしょう、いや、続いて欲しいですね。
サッカー界のあるべき姿を追い求めていくためにも。

ここバンコクではキックオフ頃から遠雷が鳴り始め、
ギリシャの優勝セレモニーの頃には激しい雨が降りました。
これはギリシャファンの歓喜の涙が届いたのか、
それとも賭けに負けたタイ人たちの嘆きの涙なのか……
I'll take a nap...see you soon.


記:タイで想う日々管理人