The Archives

次の時代へアーカイブ

バラック輝く! 青と赤、真昼の決闘・プレミアシップ天王山

taideomouhibi2008-04-26

長かったシーズンも残り3節、本当に終盤。
青と赤・真昼の決闘。揃うはプレミアシップ07-08制覇を目指す2チーム。
天才監督更迭の危機を越え、ここまでたどり着いた青・チェルシー
仮にいま欧州ナンバー1を決めろと言われれば多くの人が異論を唱えないであろう、復活の赤い悪魔・マンチェスターユナイテッド
この両雄はチャンピオンズリーグの決勝戦でも顔を会わせるかもしれない、そんな欧州が、いや世界が注目の大一番、それを生中継で見られる喜び。 
あー、幸せ。

Jスポーツの放送形態もフットニック大崎でのPVなんてのも挟んでなんかシンガポールESPNみたい!  東南アジアではプレミア人気は自国リーグを凌いで絶大ですから。ちなみにタイではまだそういう試みやってないです。

プレミアでホーム80戦無敗という青の聖地、ロンドン・スタンフォードブリッジより。ロンドンも春ですか、上着を脱いだ観客も居ます。
母親が亡くなったというランパードは欠場、青の面々は喪章を付けて戦う。
勝ち点は3差とは言え得失点差に開きがあって、仮に青が勝っても、優勝はやはり他力本願となる。

試合前、結果を予想すると…ずばりチェルシーが意地を見せる、マンUはここで勝ちに行く必要はない、UCLも含めた流れの中のひとつとしてとらえた方が自然。大切なのはダメージを残さないこと。Cロナウドテベスがベンチスタートというのも納得。
一方チェルシーとしては勝つだけでなく、マンUに後を引きそうなダメージ、そしてプレッシャーを与えることが重要だろう。試合の結果如何ではそれも不可能ではない。どちらも無冠になる怖さもある。

試合はホームの青が押す展開。
ドログバのひざが顔に入り、DFビリッチが口から出血、そのまま退場。交代でハーグリーヴス、右サイドバックに!(ブラウンをセンターに)。
青が優勢も時折の赤のカウンタ−にも怖さはある。青もDFを残しカウンター対策。
このまま0-0で前半終了と思われたロスタイム、青の閃光が炸裂。
中央の攻防から右サイドに出されたボールをドログバがクロス、そこにまったくフリーのバラックがするりと抜け出し、頭で逆サイドに決める。見事。
背番号8、ランパードの母の名前が刻まれた青のユニフォームを選手たちが掲げる。
そして後半!
55分に信じられないことが起こる。リカルドカルバーリョが本当に信じられないバックパスのミス。
抜け出たルーニーが決める、流石。
いままでになく赤に勢いが出て来る。サッカーとは不思議なもの。青のダメージは大きい。
ルーニーに替えてついにCロナウド
Pフェレイラに替えてアネルカドログバと2トップ。
72分のゴール前、青のFKチャンス、ドログババラックがボールを奪い合う。これが原因かピッチサイドの給水でドログババラックに文句を言っている、サポーターには白ける風景。
残り10分、カルーに替えてシェバ。なりふり構わぬFW攻勢。
そして85分、なんと赤キャラックのハンド、PK。キッカーはバラック。しっかりキーパーの逆に決める。まっさきに抱きついたのはカルバーリョ
準備していたベレッチマケレレに替え、Jコールを下げる。
しかし、最後の赤の攻勢、青のゴール前のクリアは凄かった。
終了ホイッスルでバラックドログバが抱き合って今日の所はOKってこと?


結果は予想どおりチェルシーが意地を見せたが、マンU有利は動かない。
またボクの思う所の大きなダメージもマンUには与えられなかったと思う。
マンUはビリッチとルーニーの怪我が少々気がかり。
青の意地がプレミアの火を消さなかった、イングランドからの熱戦をありがとう!
author:匠武士
*本家webタイで想う日々は毎日更新中です! 是非いらっしゃって下さい!