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 ACL、対照的な2試合 ノッて来たガンバ、足止めの鹿島

taideomouhibi2008-04-24

鹿島が惜敗。G大阪は快勝で予選リーグ突破に王手
鹿島、敵地で初黒星 G大阪は勝って首位堅持


リーグ戦で対戦したJの2チームがACLでは対照的な試合を見せた。
先の記事でブログで
絶好調・鹿島が全速力から一息つき、ガンバは少しづつ安定感を増してきた、そんな印象。
と評したが、それが一歩進んだ感じ。
(むろんホームとアウェイ、特に中国での戦いは考慮すべきだが)


ガンバは終止落ち着いた試合運びを見せた。何度かのチャンスを点に結びつけた。
前半の得点は橋本→バレー→遠藤と繋げ最後は山崎がフィニッシュ。鮮やかな流れだった。
後半にはセットプレーで手堅く追加点。移籍の山崎が今季初ゴール。これもガンバには良いニュース。


一方、アントラーズの北京での試合。
雰囲気からして、先の東アジア選手権/日本vs中国を思い出す一戦となった。
3万人収容の観客を1万5千人に絞ったという。警備は2000人。サッカーを純粋に楽しむ雰囲気ではない。
荒っぽいプレーの中国。DFには田代を削りまくった中国代表選手の顔もある。見るだけで気分の悪くなるツラがまえをしているw
判定はかなりアントラーズに厳しかった。だが代表のように耐えることができなかった。先制していれば状況、選手心理も良い方に向いたかもしれない。アントラーズは相手のゴールへ攻め込むのだがシュートが欲しい。
そして前半終了間際、奪われたくなかった先制点を取られる。オフサイドぎりぎり。
北京はとにかく前へ前へと詰めて来るサッカー。力づくの、ごりごりサッカー。
後半、じりじりとした時間が続く、追いつけるのか、アントラーズ
チームとしての技量はアントラーズが上、苦しいのは分かるが、冷静に攻めたい。
アントラーズらしい連携が生まれない、孤立する選手たち、懸命のプレーは伝わってくるが…シュートもワクにいかない。最後は疲れから来る判断の鈍さ、正確の無さ。
0-1で負けたことによりあとはタイとベトナムのチームへの得失点差勝利の問題になる。初戦を大勝したアントラーズには有利かもしれないが、3試合無得点のアントラーズがこの流れを断ち切らないと何が起こるか、分からない。
アジアの道はやはり簡単ではないが、日本の2チームの状況は悪くない。踏ん張って両チームともノックアウトラウンドへ進んで欲しい!
author:匠武士
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