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アフリカネーションズカップ準々決勝・カメルーンvs象牙海岸

アフリカ・ネーションズカップ2006

タイ時間24時からの放送のハズも自室のTVには映らない。ネットで0-0の経過だけはチェック。タイ・バンコクでの首相退陣要求集会、フィリピンのTV番組転倒事件、エジプトフェリー沈没続報などをチェックしながら時間は経過していく……そして、待てば海路の日和あり。
試合開始経過64分からフランスTV5MONDE asieLive中継をついにキャッチ(アナウンス・仏語)。
この放送局は時々仏リーグも放送していて英や独のworld TV系よりはFootballに関しては寛容。
オレンジの上下ユニ、背番号11にキャプテンマーク、コートジボワール(ivoly coast)のドログバは何より注目選手。TVカメラも彼を何度もヌく。
対するカメルーン、おなじみ緑に赤パンツ、やはり背番号9のエトーが目に付く。今大会もゴールを決めている。
試合展開はズバリこの2人を封じる手堅い戦法で進んでいく。
象牙海岸、80分ゴール前FKもドログバがフェイントを掛け、他の選手が蹴る。
ほんの少しでもミスがあればスーパーシュートが飛んできそうな躍動感がこのアフリカ勢から感じられる。
予想通り、0-0で延長突入。エトードログバが笑顔でじゃれ合っている、仲良いんだな、この2人。
今大会はWC初出場国ガーナ、アンゴラトーゴが既にリーグ戦で敗退、「従来の強豪国」カメルーンやナイジェリア、セネガルが勝ち抜いてきている。
延長前半1分セットプレーからゴール前の波状攻撃で見事なシュートを14番(この選手速くて目立った)が決める。
ちょっと気の緩んだ時間帯だったようにも。
一気にヒートアップする試合、ジェレミのミドルがバーを叩く。
ゴール前へ放り込みが功を奏し、すぐさま5分に追いつく。22番のシュート。カメルーン、見事な集中力。象牙が浮き足立っている感じも何とか立て直して延長後半へ。試合がまた落ち着く。残り数分、リスクを避けたゴール前へのロングボールが増える。
そして試合終了。想像以上にクリーンな試合展開でした。
 ドログバが吠える!

PK戦カメルーンエトーから
。冷静に決める。流石。
対する象牙ドログバ。表情を一切変えず鋭く速いシュートを決める。
その後ジェレミ、トゥーレと決めていく…両GKの読みは全く当たらずサドンデスへ、特に象牙のGKの動き出しが早い。アフリカ勢はGK弱い? 
いやシュートも皆落ち着いてフェイントを掛ける等多彩。インサイドのキックも弾道が速い。
8人目ついに象牙のGKが止める! 蹴るより先に前に動いてるけど……やっぱりやり直し! で、決められる。
9人目、10人目……既に呆れて? エトーなどは象牙の選手と苦笑いで抱き合ったりしてる。
ついに11人目、GK対決。なんとなく間抜けな象牙のGKまで決めちゃって。ボクもここまで続いたPK戦は記憶に無い。
12人目、なんとエトーが宇宙開発! バーの遥か上に外れる! アンビリーバボー!!
ドログバ、ナン無く決めて、ジ・エンドエトーは平静を装ってました。
author:匠武士 *本家webタイで想う日々、日々更新中! id:taideomouhibi