ボクがタイで多く国の人と話すスポーツ、となれば、それは当然Footballになる。
フットボールを知っていれば世界中の人とコミュニケーションが取れる。欧州や南米はもちろん、中南米、アフリカ、アジア、オセアニア、中東やイスラム圏だってむろん通用する。ベッカムのおかげで最近はアメリカ人にだって話題を振れる。
野球を世界的な基準で例えれば、クリケットのようなものだ。
日本人でクリケットのルールを把握している人が何人居る？
それを野球に当てはめれば、それが野球の世界での位置。
ときどきタイに野球を広める活動をしている人たちがいるが、あれは日本人にクリケットを広めることと同次元である。日本人にクリケット、である...それよりもサッカーの戦術のひとつでも教えてあげて欲しい。そうすればタイから世界的サッカー選手もいつか生まれるだろう。
野球は世界的には「地域スポーツ（リージョナルスポーツ）」。
それを認識することから始めなければ何も起こらない。
日本が連覇したWBCは限定世界選手権なのだ。
そこが一番、日本の認識が遅れている点である。
だから同じ「地域スポーツ」の７人制ラグビーに負けたりするのだ。
2012年に続いて2016年も野球五輪は無し。
益々WBCへの依存度は高くなる...世界選手権ではなく、本国アメリカ人にもまるで関心の無い、「MLBのアジア戦略としてのみ存在する」WBCに。
世界とは何だ？
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author：匠武士
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