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 スペクタクル! バルセロナvsチェルシー

まさにビッグゲーム。
選手の気合いの入り方が違う。
しかし、試合は立ち上がりから、ともかく華麗で素早いバルサの攻撃で一方的。
まったく機能しないチェルシーの前線、こぼれ玉、クリアボールをすべてバルサに拾われる。
そのイラツキからかドログバにイエロー、最初の交代候補か。
DFが徐々に下がっていき、白い壁が形成されていく。
とても実力拮抗とは言い難い対照的な状況。
しかし33分、信じられないことが起きる。
ふわりと浮かせたランパードのウラへのパスにダフが右側に抜け出す。
中央にはJコールとドログバ。しかしダフのセンタリングに最初に触ったのはベレッチ、まさかのオウンゴール献上。
なんてこと、これがサッカーとはいえ。。。
その後にもドログバ、Jコールが決定的なシュート(これが決まっていれば後半のスペクタクルはなかったかも)。


後半、すっかり闘い慣れたチェルシー、互角の攻防。
しかし、それもドログバの2枚目イエローで一転(前半から嫌な予感はあった。ボールを追ってGKに無理に突っ込む必要はないのに)。
ライカールトが即座に動く。
アルベルティーニ(いつの間にバルサに!?)に替え、イニエスタ
追撃体制は万全。
ダフを前に残してチェルシー8人の白い壁、そこに襲い掛かるバルサ軍団。
ジュリに替え、若いマキシ・ロペス(ボクは初見)投入。
その采配が直後に昇華。
57分、ロナウジーニョエトー→そしてロペスがギャラスをかわし同点シュート!
気合いの一発だった。
そして73分、再びマキシ・ロペスが思い切り良くグランダーのミドルシュート
これに反応したエトーがコースを変えゴール!!
爆発するカンプノウ 
すさまじいバルサ・スペクタクル。これぞサッカー。
ジョーコール、ダフに替え、ジョンソン、グジョンセンを投入したモウリーニョマジックもこのバルサの勢いを止めることは出来なかった。
終了間際、足がつってしまって倒れこむチアゴの姿が激闘を物語る。
2−1でバルサ勝利。
両チームとも文句のない一戦だったと想う。
深夜2時半に起きて観たかいがあった。
まだまだ試合の行方はわからないゼ。