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A good movie, ベンジャミン・バトン 数奇な人生

curious case of

長い上映時間中、ずっといろんなことに想いをめぐらせていた。
「人生」や「運命」についてのお話。
世界中に通じる普遍的なテーマ。
ブラピやケイトブランシェットと人気者がでているが、若い人よりむしろアダルト、シニア層に見て欲しいかと。
ガンガン、ギャンギャンとうるさく、慌ただしいだけがハリウッド映画ではない。もうそういうのは見飽きてます。
その点だけでも久しぶりにじっくり見られた映画であったことがうれしかった。
当然英語だから細かいニュアンスまで台詞の内容は分からないが、
シンプルな言い回しで展開して行くストーリーも良かった(助かった)。
どうしてブラピが家族のもとを離れて行ったのはよく説明されてなかったように想うが、そういう自分の性(さが)を知っていたのではないか。
特殊メイク、CG、SFX...いまの映画最先端技術がなし得た映画。
人間が年老いたり、若返って行くのをおとぎ話の中とはいえ、
あれだけ生々しく伝えられると。
ケイトブランシェットはまさにthe女優、怪物の領域に入った。
自らプロデュースも担当したというブラピの映画づくりも見直した。


人生は精一杯生きろ
ってことじゃないのかな?
これでも、「白人の映画」ではないかと。
映画が終わった後、周りのファラン(白人)に感想聞いてみたいと想いました。

タイで上映中の米アカデミーノミネート作品
http://www.taideomou.com/archives/50808942.html

(ベンジャミン・バトン 数奇な人生/タイ王国チェンマイにて鑑賞)
author:匠武士
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