これだからタイは油断なりません。
(どこかで使ったフレーズ)
タイの地上波3ch、新聞発表のカードはチェルシー-バルサ。
しかし、深夜2時半に始まった放送はミラン-マンU...
めまいを覚えつつ仕方なく観戦。
ミランはクレスポ、カカ、ルイコスタ。
攻めのマンUはギクス、ニステルローイ、ルーニー、Cロナウドを並べる。
ミランに焦る必要は無いのだから妥当な布陣。シェフチェンコはスタンド観戦。
マンUがようやく深く相手ゴール前に攻め込むも
カットされ、セードルフがドリブルしながら、クレスポとカカで抜け出す。
カカの放ったシュートをGKが前にはじいてヒヤリ。
この試合の典型的な展開の一幕。
ちなみにGKはさすがにキャロル先生ではなくティムハワード。
そしたらいきなり画面はケジュマン→グジョンセンのゴールシーン!!
そうか、こういうことか。
ということで、このブログも2元中継で。
このあと、イタリア的なのらりくらりの展開の中に次々とロンドン・スタンフォードからカットインしてくる画面。
ジョーコールのシュートがDFのディフレクションでGK前にこぼす。
つめていたランパード押し込んで2−0。
ほとんど間をおかず、
かなり高めのバルサDFラインを中盤の華麗なダイレクトパスで破り、
ケジュマン→Jコール→抜け出したダフが決めて、3−0。
まだ20分経ってないのに。。。なんて展開だ!
裏の試合で眠気が吹き飛ぶ、という不健全な状況は続く。
どうやらハンドをとられたようで、ロナウジーニョのPKが決まる。
冷静なライカールトも気合を入れなおすようなガッツポーズ。
これで試合はわからない。
またまたまた、ロンドンから、
DFに囲まれたロナウジーニョが立ち止まったまま、まるで手品のごときシュート、GKチェフ一歩も動けず。3-2。
AWAYゴール2点目を入れたバルサが優位に。
どうなるのだろう、スタンフォード。
それにくらべ、サンシーロ...やはりイタリアがらみのCLはキツい?
後半になっても裏が気になって仕方が無い。
正直うとうとしていた61分、カフーのファーに上げたセンタリングをクレスポが頭で。
ボールは円を描いて逆サイドのポストに当たってゴール。ツキもないマンU。
で、裏も動く!
CKからジョンテリーの頭。4-2!!
こんなところでセットプレーから点を取れるのは勝負強い証拠。
チェルシーの強さは本物。
停滞するサンシーロ。
ファンニステルローイは老けた印象さえある。
ルーニー、Cロナウドとも最後まで波に乗れず。
DF削ってAスミス投入も時間はすでに残り5分、サー・アレックス・ファーガソンのさえない顔ばかり映る...
ミラン1−0マンUで終了のホイッスル。
マンUのプレミア魂、サンシーロでは微塵も見えず。
ロスタイムに入ったスタンフォード、
審判はコッリーナさんかあ、やっぱみたかったなあ、こっち。
試合終了、通算5-4でチェルシー!
モウリーニョがライカールトと挨拶することも無くグランドに走りこむ。
まるで優勝したかの喜びよう。ランパードと抱き合うモウリーニョ、
ライカールトは係員と口論、ロナウジーニョもなにやらもみ合ってる。
欧州実力最強チームを粉砕したプレミアの新しい雄・チェルシー、
理知的でスキャンダラスな男が率いるブルー軍団は、いま世界でもっともセンセーショナルなチームとなった。
選手達の顔にも自信が溢れている。
モウリーニョのプレミア制覇、欧州連覇は決して夢では無くなった...
アンテナ先の方の記事。
http://hinakiuk.exblog.jp/
http://d.hatena.ne.jp/orion1014/20050309#1110319074
追記;
タイの地上波CL放送予定。
9日深夜2:30 アーセナルVSバイエルン(生放送)
10日深夜1:30 チェルシーVSバルセロナ(録画)
11日深夜1:30 ユーべVSレアル(録画)