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 タイ-イエメン、WC1次予選最終戦 

試合会場は前回のUAE戦と同様、国立ラジャマンガラ・スタジアム。
来月には数万人規模の音楽イベントも開催されるタイ最大級のスポーツ施設。
ナイター中継の場合は照明光量の関係から、まず間違いなくこの会場を使用します。
今日も地上波7chで生中継、今回はTV観戦レポートです。
日本と同様、この試合も消化試合、UAE、タイのアジアカップ出場組をしりぞけて、北朝鮮が最終予選に進みました。
よって会場もちょっと寂しい入り、まあ来月のドイツ戦の盛り上がりを期待しましょう。

Homeタイ青ユニ、Awayイエメン緑ユニ。
タイ時間19:20(日本時間21:20)キックオフ。
立ち上がり、タイの動きは悪くない。ミスさえなければ実力的にもイエメンは勝てる相手。
タイではやはり⑧キャプテンのMFティラサック・チャイマン(26)が目立つ。
今年のアジアカップ中国大会ではケガで涙を飲んだが、CK、FKはタイ随一の名手。
タイが攻めてイエメンがカウンターという展開が続く。
タイのユニフォームはFBTという国内スポーツメーカーがサプライヤーなのですが、
そのモデルにもなっているFWサラヨートが出ていない。
またまた、かなりの若手中心の構成のよう。
先制点を決めて、落ち着いて試合を進められれば。


後半、60分過ぎに、イエメン、続いてタイと攻撃の選手を入れ替える。
こうなってくると1点勝負、65分にはイエメンのセンタリングに危うくオウンゴールのピンチ。
タイはゴール前への単純なハイボールという攻撃図式が変わらない。
そして、67分センターライン付近から2列目の飛び出しにタイDFが付いていけず、
イエメン選手がゴール前まで独走。
GKとの一対一を冷静に右インサイドキックで押し込みイエメン先制。最悪。
こうなるとタイは攻めざるを得ない。
75分くらいから左右からセンタリングがあがるようになり、少し得点の予感が。
しかし、当然カウンターでの攻撃も今まで以上に受けるように。
80分、タイのCKからヘディングは浮き玉。
タイには体格的にも「高さ」の攻撃が無い、キツい。
83分、タイも攻撃の選手を入れ替え、スクランブル体制。
相変わらずカウンターを受けヒヤヒヤ、2点目が入れられればTHE ENDだ。
ロスタイム、攻めるタイ。
94分、左サイドからのクロスを競ったヘディングのこぼれ玉をタイが決める!!
1-1。直後に終了ホイッスル。
これは奇跡の同点弾、執念の同点ゴールだが、攻撃の“形”が見えなかったは事実。
来月21日のドイツとの親善試合はともかく、来月7日開幕の東南アジアサッカー選手権・タイガーカップは大丈夫か。
今度はスタジアムに行くから、もっとしっかりしたチームとしての形を見せて欲しい。
東南アジア最強のタイ、優勝が絶対使命!
次回はスタジアムで狂喜したいと想います。

author:タイで想う日々管理人