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カリアリ-ミラン(セリエA)

カリアリの背番号10、
ジャン・フランコ・ゾラ、38歳の笑顔が見えます。
ゾラとマルディーニのフラッグ交換だけでもジンときちゃいます。
この二人はちょうど10年前、アメリカWCのイタリア代表メンバー同士。
ナイジェリア戦だったか、途中交代で出場したゾラは
相手へのファアルを報復行為ととられ、一発退場。
本当に代表とは縁のなかったゾラ、マルディーニとは対照的です。
しかし彼はロシアの金持ちに買収される前のチェルシーでアイドルとなり、
昨季イタリアに復帰。Bで踏ん張り、カリアリを見事、今季セリエAに昇格させました。


カリアリはゾラとエスポジト(先発せず)しか知らないので(苦笑、
ミランのスタメンを。
FW--シェフチェンコトマソン
MF--セードルフ、ルイコスタ
カラーゼピルロ、ブロッキ
DF--マルディーニネスタコスタクルタ
GK--ジダ


ミラン、平均年齢高そうなメンツ、カカーが居ない。
20分、ピルロの混戦の中、スキを付いたロングシュートが決まってしまう。
あっけない先制点。
GKも準備できていなかったような感じ。
ミランは手堅い、このチームには1点で十分のようなところがある。
我慢して、なんとか粘りで追いつきたいカリアリ
43分ゴール左からのFKも活かせず、前半終了。


呑んだビールが効いたのか、後半はウトウトしながら。
サイドからの攻撃ができないカリアリ、タテ1本でことごとく潰される。
ふと気付いたらカカーとインザーギが入っている。
ヒタヒタと忍び寄るミラン追加点の予感。
厳しいな、カリアリ、精一杯やっているとは想うが。
残り10分、ミランも無理はしない。まったりとしたセリエA的ゲーム展開。
ルイコスタoutガットゥーゾin。
ミランは今週のCLをにらんだスタメンであったことに気付く。
圧倒的な強さも見られなかったことも理解。
そして試合終了。
カリアリもベストではなかった。健闘して0-1でも、結果は勝ち点0。
今後も粘り続けるしかない。
試合の中でもゾラの笑顔が見たかったのだが……

author:タイで想う日々管理人