The Archives

次の時代へアーカイブ

 KITCHEE(香港)vsニューカッスル

タイのフリーペーパーwebより


先週タイ代表との試合を終えた
ニューカッスルが次は香港に。

昨晩、録画ですが香港での彼らの姿が見えました。

ボクの注目は何といってもシアラーではなく
KITCHEE(傑志/香港リーグ)所属の伊藤壇選手(exベガルタ仙台)。

香港リーグ終了後、タイのオーソットサパーにレンタル、

その最終戦を見る機会に恵まれ、

彼のタイでの(日本人らしい落ち着いた)Playぶりを拝見してましたので。

BKKでお会いしたとき、この試合のことも言っていたので、

タイで見られてラッキー!

(この辺はアジアのネットワークですよね、日本もそうならないとネ)


で、その伊藤選手なんですが、

残念ながら先発には居ないよう……出てくれるのかなぁ。

何と(何故か)KITCHEE前線には白狼ラバネッリと、DFにはデサイーの姿が!

先のACミラン戦ではミヤトビッチ!を助っ人に呼んだらしいです。

外国人を香港選抜や香港代表に入れてしまう香港独特のスタイルですね。

ボクも日本が出てた頃のカールズバーグ杯、楽しませてもらってました。

スタジアムもサッカー専用でいい雰囲気なんですよね。


試合はCKからデサイーの頭でKITCHEE先制、

(この頃から睡魔と闘いながらで、あとは記憶が断片的、すいません)

後半にニューカッスルが意地の一発で追いつく。なんだかタイ代表との試合みたい。

そして終盤、やたら目立つ背番号⑩の選手が...伊藤選手でした!

すごい、⑩番なんですね、「今、香港のアイドル」って聞いてましたから。

(本人が言ったんじゃないですよ、同行の記者さんから・苦笑)

いやーほんと中心選手なんですね、素晴らしいですね。

終了間際にはあわやというシュートも放って、しっかり存在感を出してました。

イングランドと香港のクラブチームの戦いに日本人が居る、
というのも不思議な光景ではありましたが
世界中に日本人が出ている現在、ある意味自然ともいえる風景かも。
プレミアを目指すことは確かに世界かもしれませんが
ここアジアにも間違いなくユニバーサルな世界があります。
身近なワールドスタンダードに触れる機会を逃す手はありません。
伊藤選手に続く人が現れて欲しいです。

シンガポール、オーストラリア、ベトナム、香港、タイと

アジア・オセアニアで活躍する国際派Playerの伊藤選手、

次はインドも視野に入れているとか、スゴいですよね。

BBC Worldでも時々放送してますけどインドのサッカーも熱そうです)

彼の活躍は、「もうひとつのナカタ効果」を生み出してくれるような気がしています。

何より伊藤選手のchallenging spiritと,そのvitalな姿勢に感服です。

これは私見ですが、彼は海外でのPlayで得られるモノが
「お金や名誉だけではなく、それが何モノにも代えがたい経験・財産」
ということを肌で知っているのではないでしょうか?
ボクは彼の姿勢を大いに支持します。
負けてられない!
author:タイで想う日々管理人