恐らく今年最大のサッカーイベントになるだろうと予感したので
少々無理してでも行くことを決心しました。
タイ代表は先週からアジアカップに向けての調整試合として、
バーレーン、ヨルダン、トリニダードトバコと試合をこなしてきました。
その仕上げがこのニューカッスルとの大一番。
先の国際Aマッチとは、注目度も天と地の差。
新聞広告はもちろんTVでも生放送。
シアラーなどはタクシン首相とも歓談したり、盛り上げようが凄かった。
場所はBKK中心部から少し離れたフアマークスタジアム。
タイ最大級の陸上競技場で、確かシドニー五輪予選でタイ代表と日本が戦ったスタジアム。
TV中継の「引き絵」で流線型の屋根が記憶に残っています。
試合開始前からスタジアムの外ではフットサルをはじめイベントが盛りだくさん。
スタジアム内には最終的には3万人以上集まったと想われます。
想像通りの盛り上がりで満足、満足。
ニューカッスルのメンバーはボクはあんまり詳しくないので申し訳ないのですが、
シアラーはもちろん、GKにはギブン(アイルランド代表)も。
ただ、ゲームメーカーのベラミやキーロンダイアーが居ないのは少々寂しい。
試合の内容は……
お互いの動きをさぐる静かな立ち上がりだったものの
徐々に動きの良いタイ代表がニューカッスル陣内にも攻め寄る。
芝の状態が重そうで、何度もニューカッスルの選手が足を滑らす。
一瞬の速攻でウラに抜け出たFWがギブンとの1対1をループ気味のシュートで制す。
なんとタイ代表が先制!
後半、シアラーが引っ込み、アメオビなどを投入。
リーボウヤーがGKのはじいたボールをハーフボレーで叩き込み、同点。
このあたりはさすがプレミアの力。
しかし、その“力”は全くコレだけでした。
タイ代表の動きの良さばかりが目立ち、試合は1-1で終了。
コンディションはそんなに悪くなかったはず。
今日のバンコクは破格の過ごし易さ、
スタジアムの屋根で西日は当たっていなかったし、後半は日も沈み、風も吹いていた。
まあ、ニューカッスルは昨日の二日酔いが抜けてなかったということか?
タイ代表にとっては
ふがいない試合が続いていたので、アジアカップへの弾みがついたのではないか。
イラン、日本、オマーンという厳しいグループだが、是非頑張ってもらいたい、です。
author:タイで想う日々管理人