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「U-17なでしこ」の戦いに"世界一"の夢を見た…

taideomouhibi2008-11-09


FIFA Under 17 Women's World Cup 2008 New Zealand
quarter final
日本 2-2 イングランド
PK
日本 4-5 イングランド
http://www.fifa.com/u17womensworldcup/
昨晩の「U-19、韓国に完敗」の報にはがっかりでした……。
それだけにこの「小っちゃななでしこ」への期待は大きかったですね。グループリーグのはつらつとした戦いにはそういう期待を抱かせるに十分なポテンシャルを見せてくれました(世界大会3試合で18ゴール!)。
劇的な試合展開でしたか、ボクは最後まで日本の勝利を確信していました
イングランドに出来ることは前を向いて、パワフルなブルドーザーのごとく切り裂いて行くことだけ。キック&ラッシュスタイル
後半になって日本は局面でボールに競り負けるシーンが多くなりました。ボディコンタクトをなるべく避け、ダイレクトの速いパス回しで翻弄したい。
82分、裏への長いパス一本。イワブチが抜け出し、DFをかわし勝ち越しゴールを決める!
マラドーナのようだ、と言われてましたよ! イワブチ!
この裏への一本、の攻撃はひとつ決まれば決定的なチャンスとなる、日本の武器でしょう、精度を上げて何度もトライして欲しい。イワブチ選手はシュートだけでなくラストパスの精度も相当なものですよ、狙いが男子顔負け。
120分を終えてのボールポゼッションは、日本60:イングランド40。
イングランドは本当にガッツのあるチームでしたね。足がつっても、日本にくらいついてきてました。
そんな気持ちが90分ロスタイムの(日本にとっては事故のような)ロングシュートに繋がったのでしょう。
女子のPK戦は初めて見た気がします。
GKの体格が全然違う。そして大英帝国圏での完全AWAY状態。
日本は相手のミスを待つしか勝つ道はなかったですね。3人目の選手がミスキックをしてしまいましたが、あの状況では致し方なかったか。
悔しい、悔しい。でもこれがフットボール、これが人生…
でも、この白人社会で繰り広げられた「ちっちゃい東洋の魔女たちのキュートなPLAY」、最後までフェアーでさわやかだった。それは胸を張れると思いますね。

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