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キリンカップ・日本 0-0 パラグアイ。で、誰が最後に決める?!

結果としてはワールドカップ予選に向けての格好のテストマッチになった今夜のパラグアイ戦。
確かな技術に徹底した堅守、速攻。パラグアイはそのスタイルを貫き、あわやの場面も何度か作った。
ボクはだいたい期待7割ぐらいの気持ちで日本代表を見ると、さいごまで落ち着いてみられるので、今夜の試合もコートジボアール戦と同様、比較的に冷静に眺められた。
選手単位で想ったこと、つらつらと。

  • GKは安定感のある楢崎、そろそろ(チームのムードを変える為にも)川口に替えても、と思っていたのでこれはドンピシャでした。予選も彼で行くでしょう。
  • 32歳で初代表の寺田は(代表には久々の)センターバックらしいセンターバック。バックアップメンバーとしても十分計算できる存在。
  • 松井、長谷部の懐の深い、余裕のある動き。確実に戦力になってくれるでしょう。松井はもちろん、長谷部は自信付けたなあ、という印象。
  • 今回の大発見はタフでアグレッシヴなサイドアタッカー長友。こうやって新しい人が出て来るのはとても嬉しい。五輪代表にも大きな力になるでしょう。
  • 俊輔は相変わらずの視野の広さ、的確な判断力。別次元のプレイをたびたび。グランド内のコンダクター。セットプレーでも遠藤、憲剛らとのバリエーションに期待。ゴールのワクに入れて欲しいが。
  • FWでは玉田、大久保のコンディションの良さが目立った……

で、このパラグアイ戦を見て、思ったのは、「で、最後は誰が決める?」ということ。
それが今は高原!と言えないのが苦しい。
FWとしては玉田、大久保がファーストチョイスだろうが、セットプレーでの中澤やトゥーリオも含めた全員での得点を期待するべきか。
とにかく6月の4連戦、しっかり結果をだしてもらうだけ。こんなところでもたついてる訳にはいかないので。
author:匠武士
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