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大晦日から新年に掛けて、バンコクで爆発事件

同時多発爆弾テロ、と騒ぎ立てたくないのですが……バーツ高、株価暴落などのあわただしさが続いた中でのこの報道。かなり冷静に応対している自分が居たりするのも事実です。タイ在住4年目に入りましたので……

Mail from EMBASSY OF JAPAN IN THAILAND
在タイ日本国大使館緊急メール 2006年12月31日 
           
【大使館からのお知らせ】

バンコク都内爆弾事件の発生について

12月31日午後6時頃、バンコク都内数カ所において爆弾事件が発生しました。
詳細は不明ですが、死者2名負傷者20名以上との情報もあります。病院等の情報では、今のところ日本人の被害者はありません。

タイに滞在中の皆様は、当面おおみそかの外出、特に人の集まる場所へのお出かけは控えられることをお勧めします。

<爆発箇所(報道ベース)>
1.戦勝記念塔
2.クロントゥーイ
3.サパーンクワイ
4.スクムヴィット ソイ62(交番)
5.シーコンスクエア
6.ヤワラート
7.チェンワッタナ(マクロ・ショッピングセンター)

このあと、新年に移る時間に、再び爆発があった模様です。
ゲイソンプラザといえばまさにカウントダウンイベントのある場所近辺。
パーティをやっていたというような話もあります。
最初の爆弾ブログ記事の更新時、DJ仲間のタイ人から「新年おめでとう!」のケータイメールをもらってボクは「おめでとう。でも爆弾に気をつけて」とメールを返信しました。
彼はニュースを知らなかったのか? それともたいしたこと無い、とでも想ったのか? 
そのへんの「感度」がさらに続いた爆発被害と結びついていないか? チェンマイではターペー門の前で王様祝賀イベントは行われたという話もあります。まさか日本人で出かけた人は居ませんよね?
もしチェンマイでもたとえ小規模でも爆弾騒ぎがあろうものなら……
いまこそ本当の、各自が自らにタイ非常事態宣言でしょう。
自分の安全は自分で守ってください。
唯一の救い?はクーデターの時大騒ぎだったCNNやBBCなど欧米メディアの取り上げ方が今のところ大きくないこと。フセイン絞首刑やイラクでの米兵死者が3000人を超えたことなど……
爆弾事件は解決されていないのです、シリアスに受け止めないと。むろん旅行者も。
絶対にこれ以上の続発は許してはなりません。本当に取り返しのつかないことに発展してしまいます。

author:匠武士 *本家webタイで想う日々は毎日更新中です! 是非いらっしゃって下さい!