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これもサッカー、イタリアに勝利の女神

MVPはブッフォンか、カンナバーロか


WC2006決勝戦 イタリア 1-1 フランス PK 5-3
フランス良かったですね、内容だけなら明らかにフランスのゲーム
一方イタリアはジダンが退場後も数的優位を生かせなく、前線へのフィードも散発。最後PK戦でもGKブッフォンは全て逆を取られました、しかし、それでも5人全てが決めたイタリアが勝利です……フランスで唯一外したのは6年前のユーロ決勝でゴールデンゴールを決めたトレセゲでした(あのシーンは今でもボクの脳裏に焼きついています)。
ジダン退場劇の真相は今後解明されるということで。


しかし、イタリア、考えれば12年前は同じPK戦で苦杯をナメたわけですから、良くやりましたね。PK戦に弱いジンクスを跳ね除けたのですから、価値はあるでしょう、立派なリベンジです。

ベストゲームは準決勝のドイツ戦、背筋がゾクゾクしたあの119分からの2得点、
残酷なドイツの結末、鮮やかな電光石火・イタリアの歓喜
これぞサッカー、これぞfootball、あのゲームを制したのが大きかったですね。
ずっとサブで、何度も出ても大した活躍はしてこなかったDFマテラッツィがついに覚醒、ネスタの代役をしっかり努めました(意外中の意外)。ノーマークだったグロッソというニューヒーローも生まれました。

今大会を通じて感じたのは選手のコンディション管理の重要性、そしてサブ組の充実。いずれも日本代表が今大会まったく出来ていなかったことです。
来月には中田ヒデの居ない、新生オシムJAPANがスタートします。
この4年間が「失われた4年」であろうとなかろうと、協会が硬直した権利団体化しようとも、これからも日本代表を信じて応戦し続けます。それは彼らにボクの夢を託しているからでもあります。
さあ、新たなステージの開幕です、週末タイに戻ります。
author:匠武士 *本家webタイで想う日々は毎日更新中です! 是非いらっしゃって下さい!