The Archives

次の時代へアーカイブ

スキャンダラス監督・モウリーニョ、完敗

UCL決勝トーナメント1回戦2ndレグ・バルセロナ 1-1 チェルシー
残り10分でJコールに替えてDFフートを前線のターゲット用になりふり構わず投入したモウリーニョ
そういう「賭け」が前半から必要ではなかったのか、そんなことを想いました。
78分のロナウジーニョの「DF切り裂き」ゴールが無くとも、
たとえ試合終了直前のおまけPKを決められていたとしても、バルセロナの完全勝利には代わりなかったでしょう。
2点を取らなければ勝てなかったチェルシー、しかし、それ以上に「点を取られたくなかった」のでしょうか?
でも、今のバルセロナから2点を取るなら「一か八かの賭け」が必要ではなかったか、とも想うのです。
ある種、試合を荒れさせてでも……前半からガンガン攻めて、もし2点取れたら一気に守りに入る……その間にバルサに1点取られたらthe end、あるいはまた取り返す。そんな「破天荒な」「冷静でない」設計図。まあ素人目に勝手に想うことですが。
しかし、この試合でのロナウジーニョはキレまくっていましたね。ボクも少しばかり今でもフットサルなどするので分かるのですが、ああいう天才肌の選手にヒールパスなどガンガン決められたら、「削るしかない」と想っちゃいますね、だって腹立つもん、あんなに好きなようにやられたら(笑。
プレミアで独走を続けるチェルシーのプライドを切り裂く、バルセロナの完全勝利でした。
でもチェルシーバルセロナよりも劣っていた、とも想わないんですけどね。何かボタンをひとつ掛け違えてしまった、そういうイメージでしょうか。フットボールとは戦略であり、人生でもある。ナンだか良く分からない表現ですが、見て損は無かった試合でした。
今日はチェルシーの負け、というよりモウリーニョの負け、という気がします。彼にはいい薬になったのでは?
さて、バルサはこれからどうでしょう? このまま頂点へ一直線? いやいや、ユベントスも粘り強く競り勝ったようですしミランリバプールも抜けてくればまだまだ分かんないですね。
人生ってそうでしょう?(笑)

はてなユーザー試合評

author:匠武士
*本家webタイで想う日々、日々更新中!