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それでもブラジルに勝ちたかった

さすがヒデ、こういうタイミングは外さ

まずはGKジーダ交代の件、ブラジルはやはりあのアトランタの再現を恐れたのか?
冗談はさておき、コンフェデ杯、日本 2-2 ブラジル。
後半の43分に大黒のゴールが決まったとき、力で「ブラジルに勝てるかも」そう想った。
そういう時間をたとえ数分間でも見せてくれたのは自分の記憶の中でも初めてのことだったと想う。
なにより「これが日本のサッカー」というのを世界に魅せてくれた選手には「ありがとう」と言いたい。
中村俊輔ミドルシュートはまさにワールドクラス。
ドイツの観客も度肝を抜かれたであろう。
ああいうシュートが決まらなければ大一番では勝てない。


しかし、それでも、
やっぱりブラジルに勝って欲しかった。
なぜなら勝つ以外に決勝トーナメントに進めなかったのだから。


ジーコはインタビューで上機嫌だった。というかはしゃぎすぎ。
グループリーグ敗退には違いないのだから、アレは違うんじゃないか(国民性の違い、かもしれないが)。
コンフェデはジーコは2度目の挑戦だし、あと2試合できるとできないとでは大違い
「加地のゴールで実質は3-2」と言うのも監督の言うことか?
仮に加地の(代表初)ゴールが決まっていれば、ブラジルの攻撃はあんなものでは済まなかった。
後半、アドリアーノとカカを下げてくれたのは日本には幸いだったし。
(交代で入ったブラジルのFW、何をやってたんだろう?)


でも選手たちはホントがんばってくれた。
中田ヒデがあんなに「汗かき役」の似合う選手とは。
DFからのボールを受けに「顔を出す」動きや、中盤での激しい当たり、守り。
ファンタジスタではなく、ハードなクラッシャー・中田ヒデは大いなる発見だった。
稲本、福西、小野……ボランチのポジション争いは熾烈だ。おおいに結構。
サントスは「ひたすら軽い」、ブラジル代表の選手が「日本人になって良かったな」なんて声掛けてない?
加地は今大会でもっとも成長した選手、それは技術的なものでなく「自信」を高めた点で。
それでもボクは加地が日本最高の右サイド、とは想わない。いっそうのポジション争いを希望する。
大黒はやはり「何かを持っている」、何よりJの選手が世界で活躍するのは痛快。


今回のコンフェデはボクの予想を裏切る結果だった。
ジーコでのドイツ行きはこれで揺るがないであろう。
でも、今後も自分で想うことはこれからも書かせていただくことにします。
来年のグループリーグ突破、そしてその上を目指すためにも。

author:匠武士タイで想う日々管理人

*本家webタイで想う日々、日々更新中!