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J2第7節 徳島-甲府をTV観戦

減り続ける観客は気がかり

タイではすぐ隣にあったフットボールから随分離れてしまっている気がする。
Jリーグはかなりは見ているし、BSなどで海外のサッカー番組もチェックしている。
が、やはり肝心の欧州チャンピオンズリーグがかけら*1しか見られないのが痛い……


ここは日本仕様にアタマを切り替える。ということで、徳島ヴォルティス
なんと地元・ケーブルテレビで生中継、まだまだ選手などうろ覚えなのでボクには絶好の機会。
J2HOME初勝利を狙う徳島ヴォルティスは現在7位。
注目選手は前節からスタメンのGK30高橋“ノリヲ”、もはや全国区の人気モノ。
甲府にはあのレフティモンスター・FW小倉が、そしてFWバレーが怖い。
徳島知事も見守る中、キックオフ。
徳島はとにかく守りの意識が重要。
そんな心配をよそに、前半5分に⑪片岡→⑩大島のヘッドは最初の決定機。
相変わらず左サイドの片岡はイイ。鋭いCKも蹴るし、彼の突破力は徳島の魅力。
徳島の動きは良い、相手に奪われてからのフォローの意識も高い。
ひたすら徳島ペース、かなり落ち着いて観られる。
前半27分、やはり片岡の右サイド突破から中央の⑱羽地、キックミス。
決まらないのはフィニッシュだけ、徳島優勢で前半を終える


後半立ち上がりは甲府の攻勢から。
徳島の攻撃に慣れてきた甲府、やはり一発が怖い。
しかし4分! 前半から押し続けた徳島に待望の先制点
右サイドの攻め上がりから、左から出てきた片岡がフリーでシュート。
DFのスライディングタックルにはじかれるも、ボールは大きく円を描いてゴールへ!
ツキも来た! 時間帯も良い、これからは徳島のカウンターが冴えて……
来るはずだったが、ここから甲府が本格的な反撃へ。
調子の悪い小倉も交代させ、どんどん徳島のゴール前へ迫る。
FWバレーはその大型の体格を生かし徳島DFを振り切っていく。
解説者の「この時間帯からは勝ってるチームが苦しい」とは的を得た指摘。
「絶対に負けられない戦い」の某六本木の局などよりはるかにマトモな放送。
ケーブルテレビ、あなどれじ
なんとなく観客もこのまま逃げ切って欲しい……そんな想いが選手ばかりでなく、観客席にも。
しかし、サッカーはそんなに甘くない。
26分、CKからDFアレックスオリベイラノリヲの前に出てヘディング、ボールはバーを叩くもゴール内に
ここからは徳島、ヒヤヒヤの連続で、結局1-1で試合終了


何よりアレだけ前半良かった徳島が、得点後、守勢に周ってしまったのが痛い。
前半と後半、徳島は同じチームに想えなかった
チームの精神状態、つまり
なんとか1点を守りたいと想う意識が裏目出てしまったようにも。
開幕から8千→5千→4千と減る観客にストップをかける起爆剤は、
間違いなく勝利の二文字。
正直いまの徳島には簡単に出来ることではないが、一刻も早く地元初勝利を!

*1:CXすぽるとのダイジェストを見逃さないよう必死に見ている