The Archives

次の時代へアーカイブ

音楽の“ワールドクラス”って

日本帰国直前にパタヤの音楽フェスティバル観に行きまして、rivermaya(リバーマヤ)っていうフィリピンのバンドの演奏とパフォーマンスに衝撃を受けまして、それからひたすら、インターナショナルな音ってなんなんだ、と自問自答。
でもね、そういうの深く考える必要は無いんですね。
聞くだけで違う。
根本的に違う

You're a Woman, I'm a Machine

You're a Woman, I'm a Machine

ヴォーカル&ベース、ドラムスという2人編成で強烈なグルーヴを生み出すカナダ出身バンド、デス・フロム・アバヴ1979のデビュー・アルバム

だそうです。
MTV JAPANみてたらこのバンドの来日公演LIVEが放送されてました。
リッケンバッカー!のベースに巧みなディストショーンをかけ*1、ギター顔負けのサウンドを作り出す。
そのサウンドシステムにすごく興味あり。
ドラマーもテクニカルかつパワフル。リードヴォーカルもドラマーがとり、途中ドラムから離れ、スタンドマイクで歌うなんてパフォーマンスも刺激的。
演奏力、サウンドメイキング、そして何よりオリジナリティ。
根本的にパワーというか、スケールが違います。
こういうのをワールドクラスっていうんだと想います。

余談ですけど、スペースシャワーで昨日オレンジレンジってバンド、初めて見ましたけど、「ロコローション」?でしたっけ、初めて聞きましたけど。
ああいうのいいんですか、仮にもゴフィン=キングの曲ですよ……
Will you love me tomorrowやGo away little girl、(you make me feel like )a Natural womanといった珠玉の名曲、ヒット曲を持つ(世界屈指の)ソングライターチームの代表曲。
そういうこと知ってて、ああいう歌作るんですよね?
ああいうの、カッコいいって言うのかな?
少なくとも音楽でメシ食ってるモノとしてのココロザシというか、音楽を本当に好きならあんなこと……(パクリ論争は殆どスケープゴート。別に論議することがあるはず)
まあ、余談ですけどね。

ワールドクラスの日本のバンド、ただいま求めてます。

*1:恐らく倍音をうまく加え、ベースの音域を広げている