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チャンピオンズリーグ PSV−アーセナル

タイではオランダリーグを放送していないので、CLはオランダのクラブを見る貴重な機会。
ケジュマン、ロッベンロンメダールという中心選手が移籍したにも拘わらずPSVは国内リーグ戦好調のよう。
そのバランスを観てみたかった。
PSV:
⑰ファルハン35シボン⑦パクチソン
⑭フォーゲル⑥ファンボメル⑧コク
③イヨンピョ⑤バウマ④アレックス②オーイヤー
①ゴメス


アーセナル:
レィエス、アンリ
ピレス、リュングベリ
⑮ファブレガス、ヴィエラ
Aコール、キャンベル、トゥーレ、ローレン
レーマン


アーセナルにはレィエスだけでなくファブレガスというスペイン人が。
フランス化の次はスペイン化?(エドゥは怪我と聞いたような)。


ボールの動きが速く感じる。
昨日、U-19世界女子をスタジアムで見てきたせい?(苦笑)。
8分、PSVファンボメルのCKをDFオーイヤー(オランダ代表)があっさり決める。
マーク振り切られ、フリーで頭。
こんな簡単でいいんですか? ガンナーズ
PSVは左右ともCKはファンボメルが蹴る。キャプテンマークをつけ、コクーよりも存在感がある。観客の後押しもあるからか、PSVの方が攻撃に勢いがある。アーセナルは様子見、恐る恐るやってる感じ。
しかし、31分、左から切り込んだアンリがリュングベリ(ヒールパス!)との見事なワンツーでgoal、1-1。鮮やかでした。
でも、アンリも淡々とした表情。自信の表れ、というより疲れてるのでは?
これで面白くなった……というか、停滞するかもしれない。
ウォーミングアップしているアーセナルファンペルシーが見てみたい。地元オランダ選手でもあるし。


後半、一進一退の攻防。なんとなくセリエA的まったり感も。
選手交代が起爆剤になるか。
62分、レィエスout、ファンペルシーin。凄まじいブーイング!
ファンペルシーはフェイエから移籍してきたのでそれも関係あるのかな)
それをスタンドのファンバステン・オランダ代表監督が見つめる……
64分、ローレンが2枚目のイエローで退場。
コレを観てヒディンク、すぐ動く。
フォーゲルout、アメリカ代表、ビーズリーin。これはお膳立てが揃って来た……むろんPSVにとっての。
68分、ピレスout、ホウトin。イングランドの若手DF。
PSVはとにかくウイングが目立つ、右のパク、左のイの韓国コンビはもうこのチームの“顔”。
逆にセンターに強い選手が居ないような……。
77分、パクへのバックチャージでアーセナルヴィエラ2枚目イエローで退場。
実況がI can't believe itですって、I think so, tooです、全く。
ファンペルシーがシボンとの交錯で負傷退場、フラミニマルセイユから来たフランス人MF)in。
その旨がアナウンスされると大喜びのスタンド、ひどいなあ。ファンペルシー、こんな洗礼で心まで傷つくなよ。
PSVがボールをまわす。アーセナルはもう攻められない、防戦一方。2人少ないんですから!
でも、どうだろう、残り5分、PSV攻めきれるか。どうも崩せない、サイドは崩せても、中が弱い。
でかいセンターFW、居ないのかな、ヤンコラーとか、ズラタンみたいな。
(出ていないヘッセリンクっていう選手がそうなのか)
結局、そのまま試合終了。静寂の後、他会場の結果が入って場内大騒ぎ、どうやらPSVは勝ちぬけが決まった模様。
でも、試合内容だけなら、どっちも納得いかない感じですね。
9人のアーセナルを攻め切れなかったPSV
1-1でしたけど、気の毒なくらいボロボロなアーセナル
アーセナルはプレミアへの影響が心配。そして内弁慶のレッテルをはがせなかった、それが一番残念。国内(プレミア)最強から欧州最強へ、その道はまだまだ険しそう。

author:タイで想う日々管理人