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Utada 最終章

Exodus
10月12日付け日記で特集を組んだEXODUS by Utada
カセット購入しました(99THB、¥280)、
「マイクロフォン、マイクロフォン」って言ってるのが、シングルですかね?
なんだかベックみたい(そういう歌、ありましたよね)、とコメントさせてもらったら
id:mincaさんより、

『ども。反応が遅くてすみません。といってもutadaは殆ど興味がなく、
果たしてそこにBeckの影響があるのかはわからず。
推測ですが、彼女本人よりは周囲の人=スタッフの方が興味持ってそうですけど。
ちなみにかつて「気になる人」として宇多田ヒカルBeckを同列で挙げたのは細野さん。』

殆ど興味なく、という一文がストレートで(苦笑。
いや今回の特集の結論は、じつはそこに終結するような。
細野(晴臣)さんが言う「気になる人」は“何を称して気になるのか”が分からないと推察が難しいですね。
細野さんとutadaを結びつけるのは恐らくmixerのゴウホトダ氏でしょうが。



さて、EXODUS by Utada ですが、
噂通りのコメントに窮する作品ですね。
聞き込めば印象が変って来るか? ということで、聞いてきました。
それで、なんですが、(どうも言葉が重い、進まない……)
感触がとても「冷たい」。
でもそれが「冷たい」→「cool」→「カッコいい」、という方程式には繋がらない。

M-1の♪openingにまずびっくりしました。
ある意味コンセプトアルバム宣言、でしょう? コレは。



M-2♪Devil Insideは最初、Eギターのフレーズが野暮ったい感じがして聞けなかった。
しかし全曲通して聞くとこれが懐かしく思える、
つまりこのギターの音に安心する。
アルバム全編にピコピコ鳴ってる機械音、人の感情が浮かんでこない、
しかし、このギターには人の感情が少し垣間見える。
それに安心したのか、と。


M-5♪easy breezy、今までの宇多田に一番近いテイストの曲? 一息つく(曲名通り?)。
でも何故、マイクロフォン、マイクロフォンなのか、気になる。


M-7♪the hotel lobby、このサウンドutadaが載るということに相当の違和感。
(それほど宇多田聞いてるワケじゃないですけどね。)
でもこういう音でもPOPに、メロディアスに聞かせること、できるように想うんですが。
やり方しだいで。


ここまで書いてきて、かなりしんどいレコ評になってる気がしまして、
やっぱり音楽も“その人”に興味をもてないと
聞き込むの難しいなあとつくづく想ってしまいました。

これからもたまにカセット聞かせてもらって、utadaさんのことはちょっとだけ気にして行こうと想ってます。
ちょっとだけ、ね。

  • Breaking News

歌手の宇多田ヒカルさんがUtadaの名前で発表したアルバム「EXODUS(脱出)」の売上枚数が、アルバム洋楽部門に登場7週目で100万枚を突破したと、オリコンが25日発表した。
洋楽第1作では史上最速という。

結果出れば(売れれば)全て良し、ということで。
あっ、売るのは全米だったのかな...


author:タイで想う日々管理人