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Utada 続編

EXODUS

EXODUS

まずは勝手なリファに返信コメントいただき、まことにありがとうございます。
(なにせ常時接続ではないもので、いろいろ記事の展開にも工夫が必要で・汗)


で、utadaさんのことですが、まず想った以上に“音楽的”関心度が低いのに驚きました。
皆が取り上げてくれてないんですよね(音楽的に)。
少なくともブライアン・ウィルソンのSMiLEが遥かに音楽的関心度が高い。
utadaをキーワードにはてなでさぐってみても、わりと軽めに書かれている記事が多く、
なるほどぉ、と掘り下げてくれた人はなかなか見つけられなかったです。
つまり日本に居る方には「あらたまって取り上げる必要もない、誰か言ってくれるでしょ」みたいなことかと(爆)。
そりゃ毎日どっかから聞こえてくる曲(話題)でしょうからね……この辺は触覚で感じられなかったボクのミスです。


では、皆様の貴重なコメントに、

http://d.hatena.ne.jp/hibiky/
『私は『HEY! HEY! HEY!』あたりでしかこのコはチェックしておらず、
新譜も試聴したり、PVを見た程度ですが……
もともとこのテの売れ筋音楽は苦手ジャンルなんで、確言はいたしかねますが、
個人的にはまだ「面白い」とは云いかねますですね』

売れ筋音楽は苦手……そうなんです、
自分でこのアルバム挙げておいてナンですが、ボクにも評価するにはしんどい部類というか。
社会現象としてのutada
日本の一般の話題としてのutadaに興味があったのかなあと(いきなり反省モードです)。
なかなか音楽が日本のメディアにおいてメインストリームで語られることが少ないですからね。
音楽番組だって日本はタイよりずっと少ないし。
で、GLAYが日本を代表するロックバンド、なんですものね……
(ボクGLAYのユニバーサルスタジオの生中継live見て絶句してしまいましたから。)
日本に居ても一切見ないけど、何故かタイで放送されてるので見てしまうテレ朝Music Station……、
utadaさん、ってそんな感じ?(分かりにくい表現でごめんなさい)。

Brain Damage
『ちゃんと聴いたことがありません。バカ売れした1枚目も....
彼女の浮いた姿勢になんとなく馴染めなくて……でも良い声してますよね。
彼女の声質は母親の血筋をひいてて独特の質感があるので……
やはり日本の土壌で、日本語で、日本人の特質を考えて、勝負して欲しいです』

「日本語で」という意見は良く聞きます。
つまりそれが彼女の「身の丈にあっている」ということでは。
彼女の可能性を否定するつもりはありませんが。

【B面】犬にかぶらせろ!
宇多田ヒカルは、SPEED、アムロの後に出てきたので、“モノホンのR&B”っていう感じでしたけど、
サウンド・クリエーションにオリジナリティーがあったというわけじゃないと思うんすよね。
アメリカにもっていくのなら、むしろUAじゃないすかね? 
あ、あとB`zだったら向こうでもバカ売れすると思います。どうでしょ?』

utadaさんは日本に16ビート根付かせた決定的な人物の一人であることは間違いないと想います。
UAかあ、語るほど聞いてません、ごめんなさい。
B'z……「俺のロック論争」の中心の方ですね(苦笑。
イナバさんの話す英語聞いたこと無いのでバカ売れするかどうか……マジ聞いてみたいな、イナバさんの英語。

http://d.hatena.ne.jp/fibi/
『日本語の彼女の歌のほうが好きかも。最近の邦楽の中では、「やっぱり彼女でなきゃ」ってリスナーに思わせる、
選ばせる力があるかと思いますが、アメリカのUtadaはそうではなく、
他のアーティストでも別に代わりがきくっていうか・・
最近のビルボードチャートに入ってる音楽(よく知らないんですが)と比較して、
コレを選びたくなるような独自性はあんまりないのかも』

ボクもビルボードチャートに興味あるかって言われたら、確かに???
いや60年、70年のチャートブックはかなり読み込みましたけどね、
アメリカンPOP MUSIC、名曲の数々……

日々常套句
『目下ブライアン・ウイルソンのスマイルがCDトレイを長時間占拠中のため、
宇多田ヒカルは未聴でございまして。。。チャートモノの番組とかでちょっと聴いてみますね。』

もうゆっくりSMiLE、聞き込んでください……

スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥
『知り合いが購入しそうなので、そしたらガチで聴いてみようかな、とも思っております。
音楽と関係無いのですが、UTADAさんは喋ると途端に田舎臭くなりますね。
ゲームボーイ?のCMとか非常に良く無いと思います。』

いいですね、人に借りる、(正しい)音楽の聴き方のひとつですよ。
そのCMの話は話題になってますね、何となく雰囲気分かるんですが……誰も進言しないんでしょうね……
まあ彼女のLooksに関しては今回言及なしで。あくまでも音楽のお話ということで。



結局、想うに、utadaさんは(本人がどう想おうと)まず、セールスの数字上で語られる人かと。
まあ英語が上手いってadvantageでも彼女、ネイティブですよね? 
何より日本語も英語並みに操れるなら見方も変わりますが……
実際、彼女のメディア等での発言内容も含めて、
「この娘は一味違う」と想わせるにはかなりの修行が必要かと個人的には想ってるところがありますので。
じゃ何で挙げたのよ、タイで想う日々さん。
ごめんなさい、現在、猛省中です。


この話にはオチがございます。
ボクの願いが通じたのか?つい先日、バンコクの店頭にもutadaが並びました。
洋盤扱い399バーツ(1,100円)。
隣に並んだ(バンコク公演直前の)“世界”のイーグルスと全く同等の扱い、
タイでも間違いなく“世界”のutadaです。
これは聴かざるを得ないでしょう。カセットは130バーツなので、それで聴くかもしれません。
皆様、本当にご協力ありがとうございました!

author:タイで想う日々管理人