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頂点へのラストステップ、レッズAWAYで忍耐の試合

ACL

ACL決勝1st Leg セパハン-浦和レッズBS朝日にてTV観戦。
前半レッズは良く耐えたと想う。
20分と40分台に攻撃が見えた程度で、ボールは殆どセパハンが支配。DFがクリアしたボールも拾われ、レッズには苦しい時間が続いた。
そんな中、右サイドを崩しての永井の攻撃、シュートは期待を持たせた。
終了間際のポンテのゴールはそんな耐えに耐えたレッズへのプレゼントのようなゴール。相手のカウンターの反撃をかわすためにも、ロングシュートは良いアイディア、実に美しいゴールだった。前半は0−1で終了
とはいえ、ACLでのホームゲーム11戦で負け無しという実績を持つというセパハンの実力、ここで油断は禁物。芝もあまり良い状態ではなさそうだし、依然アドバンテージはホームで戦い慣れたセパハンが持っている。


悪い予感は的中。人数を掛けてきたセパハンはわずか後半1分、最初の攻撃で追いつく。レッズはもう、この失点は忘れて戦うべき。
しかし、セパハンの波状攻撃は続く。ギリギリのところで守るレッズ。引き過ぎ? まだ10分にもならない。この状況でどれだけ冷静にやれるか、レッズ、耐えて欲しい。
27分、永井に変えて田中達也。前線で走り回る。
ヒヤヒヤする緊張感、これは代表戦で感じるそれと同じ。まさに国際ゲーム。浦和は間違いなく日本代表として戦っている。
最後のセパハンの決定的なシュートが大きく外れ、1−1で終了。
本当にギリギリの戦いだったが、レッズは上手い試合運びを見せた。日本から駆け付けた600人という数のサポーターも満足したのではないか。
試合後、オジェク監督は「芝の状態が信じられなく悪い」と言っていた。
あと1試合、レッズはいつもの力を出し切れば必ず結果は出る。歴史的な一日に立ち会えないのは残念だが、タイから応援しようと想う。
author:匠武士
*本家webタイで想う日々は毎日更新中です! 是非いらっしゃって下さい!