アジアカップ直前のテストマッチ。タイ代表はカタールとの親善試合をホーム、アジアカップ開幕戦タイーイラクが行われるラチャマンガラ国立スタジアムで。
1週間前では空軍スタジアムでの開催と聞き、その後TV放送も宣伝され「空軍ではTV中継光量が足らないのでは？」と想ってたら、案の定いつものスタジアムでの開催。タイで夜間ゲームの中継をしようとすればラチャマンガラか、スパチャラサイの２つしか現状無理。ボクでも知ってることなのですが相変わらず会場の直前変更などマイペンライでございます。
スタジアム観戦も計画していましたが、同行者の予定で断念。ボクも疲れ気味なのでここはしっかりＴＶで。地上波7chの中継なので日本サッカー協会もこのビデオテープを入手するのかな？
そうしてＴＶに写ったスタンドですが……バックスタンド、両ゴール裏、見事なほど観客の姿無し（笑）。
まるで2年前の日本-北朝鮮無観客試合みたい（atスパチャラサイ）。むろんメインスタンドには観客は居ますが、この状態では後半は無料で開放するでしょうね（そういう試合何度か現場で経験しましたから）。
すいません。前置き長くて。
そういうわけでタイ人も全く注目していない、まるで練習試合のような環境で始まったこの試合。
タイは赤、カタールは（アディダスで）白のユニ。
カタールには黒人の帰化選手らしき人はいますが、コンビネーションも含め、前半はダラダラとした展開、まったくタイと同等の流れ。開幕１週間前でこれで良いのかな？みたいな。
そんな中、カタールで目立ったのは１４番のゲームメーカー。ボールの扱いも優しく、テクニックもあり、ロングシュートのキレも一番でした。
そしてもう一人、前半４３分、ゴール前のＦＫを直接決めた１２番。彼はコーナーキックも担当し、いわばカタールの中村俊輔のような存在？
このカタールの12番、14番は注意が必要ですね。そしてゲームが停滞してもセットプレーでしっかり結果を出す所もあなどれません。FKのボールは少し落ちて、バーに当たってゴールインしたもの
試合は前半終了直前、ゴール前までドリブルで切り込んだ選手が右サイドのディフェンスを振り切って上がった選手にパス、受けたベテラン９番ティラサックがゴール前を横切りながらシュート。
１−１で前半を折り返します。結果的には非常に興味深い流れとなり、後半に期待を持たせます。やはり70分あたり、疲れが出始めたところが勝負か。勝負に出ればの話ですが（苦笑）
ところが！ハーフタイム！
ボクが住んでいる場所とスタジアムは数キロと離れていないのですが、スタジアムでは大粒の雨が！ 大会委員がスーツをズブ濡れにして芝の状態をチェックします。局地的豪雨、これはアジアカップ本番でも大いにありえるでしょうね。
これは運営側の対応も試される良いテスト試合だ！
追記:
タイ １−１ カタール
豪雨によりハーフタイムに試合中止。 月曜日に35分ハーフの再試合を予定。
ってホントですか！ アメイジング・タイランド！
月曜日の再試合が行われるかどうかはともかく、カタール、日本代表なら恐れるに足らず！ です！
author：匠武士
＊本家webタイで想う日々は毎日更新中です！ 是非いらっしゃって下さい!
