まさにSuper Sunday。
マンUを追随できるのは青か、赤か。どちらもまだ今季のスタイルを模索中。
チェルシー中盤はマケレレ、エシアン、バラック、ランパード。ボランチをずらりと並べた伊代表みたい。ついに背番号3アシュリー・コールが左SBスタメン出場。
一方リヴァポーのポイントはDF陣か。前回エヴァートン戦でダメダメだったヒーピアは居ない(怪我?)。
チェルシーは慎重な立ち上がり。守備を安定させ、じりじり迫っていく。やはり最大の得点機はセットプレーか。毎度のことですが。
ボランチはランパード、マケレレ。FWはドログバ、シェバで、速い攻撃というイメージはない。長いパス一発で得点にできる二人ではあるが。タレントは揃っているのにあまりワクワクしない……
15分、数少ないリヴァポーの攻撃、FWカイトのシュートがバーを叩く。カイトはまだ結果が出せていない。もう一人のFWはベラミー。
試合は淡々と進む。やっぱりJコールやロッベン、SWフィリップスのような速さがチェルシーの魅力かと考えたり……。
42分、その長いパス一発で結果が出た。
右からのロングクロスを、DFを背負ったままのドログバが胸トラップ、反転しながら鮮やかなシュートを決める。1−0で前半終了。
50分、シソコの太ももを踏みつけたバラックにレッドカード。新参バラックに太陽が昇るのはいつ? 10人でもモウリーニョは動く気配なし。もともと守備的だし?
ようやく64分、シェバを下げてロッベン、これは動きが出るかも。さっそくドリブルで切り込んでいくロッベン。
66分、シソコout→ゼンデンin。
その直後にジェラードの決定的シュートがGK正面で弾かれる。
攻のリヴァポー、守でカウンターのチェルシーの図式。やっとスリリングな展開に!
右SBがボラルーズ→Pフェレイラに。
78分、ベラミー→クラウチ。いよいよ総攻撃のリヴァポー。
81分、右クロスにクラウチ頭で落としてカイト! しかしシュートは大きく外れる。
ロスタイムは5分?
しかし、クラウチのフリーのヘッドもGK正面……かくしてTHE END。
カイトやジェラード、クラウチの決定機が決まってれば……リヴァポーには悔いの残る敗戦かもしれません。でも下を向いてる暇もないでしょう。
モウリーニョの狙いは前半0-0で折り返すことだったかと。
それがドログバの個人技で嬉しい誤算?の一点。
それが余裕となり、後半のバラック退場劇も慌てることなく、
手堅くビッグマッチを乗り越えた印象です。
そう、実に手堅い一勝。
hatenaユーザーの視点:
- バラックはまだプレミアに慣れていないようだ。http://d.hatena.ne.jp/stjo/20060917/1158503506
- 今年はとりあえず前線に。シェバ、ドログバにぶつける。しかもそれから展開があるわけでもなく、そのままその二人がフィニッシュまで持っていってしまう。でも実際これで点が取れてしまうんだからなぁ・・・。http://d.hatena.ne.jp/toto13/20060917
- 結局、ドログバのあの反則ゴールを守りきったチェルシーの勝利。http://d.hatena.ne.jp/gato-jj/20060917/p5
- 中盤の構成、つまりバラック、ランパード、マケレレ、エッションのダイアモンドは誰が考えても酷い http://d.hatena.ne.jp/kennet/20060917/p1
- 最初はグダグダだったけど、10人になってから昨シーズンの10人試合及び04−05シーズン並の気合いを感じた。最終的に新入りがアッシュのみになったときが1番チームが安定していたかもしれない。皮肉なことだけど、勝つためにはこの方法が1番だったと思う。http://d.hatena.ne.jp/ronca/20060918#p1