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CL・チェルシーvsバルセロナでの雑感

タイ時間の試合終了は4:30、予想だにしなかった展開に面食らいながら、最後まで見入ってしまう試合でした。どちらの選手もガンバったと想います。
チェルシーのホームゲームでしたが、基本的にバルセロナが試合をコントロールしていたように想います。
10人になって後半モッタのメッタ(滅多)に見ないようなオウンゴールで先制するまでの時間のみが、チェルシーの時間帯だったかと。
ドログバが決定的なチャンスを決められず、その直後カウンターで鮮やかにエトーが決めたのは皮肉でした。あそこの違いは非常に大きかったですね。
前半のデルオルノの一発レッドの退場はいささか厳しい裁定かと想いますが、あそこで赤を出しておいたほうがヒートアップした両選手を落ち着かせるには適当だったのでしょう。
オウンゴール返しをしてしまったチェルシーのキャプテン、ジョン・テリーですが、終始鬼気迫るディフェンスを魅せてくれました。それはPフェレイラ、Rカルバーリョにも言えます。今回は彼らが非常に我慢強くやってました。
デルオルノだけが大誤算。彼はメッシの速い動きに手を焼き、必要以上に意識してしまったように想います。まだまだ若いですな、スペイン代表サイドバック……
前半からドログバを使ってこなかったモウリーニョ采配、今日は全般的に後手後手に回っていたように想います。後半立ち上がりにチェルシーらしいカウンターの鋭さを取り戻させたのは流石だと想いますが。
その点、前半のバルセロナは非常に統制が取れていたように。後半は同点に追いついてから得意のボール回しで憎らしいほど余裕をかませてました。ライカールトは内心しめしめと思っていることでしょう。
総論としては、この試合の流れの中では、この結果は妥当だったと想います。

相当苦しくなったチェルシーですが、次戦カンプノウでの「もう後が無い」決戦に
バルサを上回るような攻撃力を見せ付けて欲しいものです。
結果はまだまだ分かりません。
なにせこの両チームには妙な因縁がまとわりついて、決して「フツーの試合」に終わらないので。

はてなユーザー試合評(皆様、的確な評を書かれる方が増えましたねえ、大変参考になります)

author:匠武士
*本家webタイで想う日々、日々更新中!id:taideomouhibi