メルマガ:今日のタイねた（第777号・1月25日）より
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●昨晩、チェンマイなどタイ北部で地震を観測しています。
震源地はミャンマー・シャン州でマグニチュード5.7と推定されています。タイ国内では負傷者や家屋の倒壊などの被害は報告されていないようです。一方でカンチャナブリー県にあるシーナカリンダムが地震で決壊の恐れがあるとのニュースが報道されていて、タイでも耐震偽装か？と思いきや、同ダムは2つの活断層の上という地震発生の可能性が高い場所に建設されていて、マグニチュード8級の地震が起きた場合、決壊の恐れがあるというものでした。
同ダムはスマトラ沖地震で亀裂が入って決壊寸前というデマが流れ、住民が一斉に非難するという事件もありました。住民が非難している間に空き巣被害が発生したそうで、犯人が流したデマとも噂されています。
今朝一番で「地震あったよね！」と話題に上げましたが、タイ人の方々の反応は冷静でした（その人たちだけの反応で他なら違うかもしれませんが）。
「震度１から２ですかね？」と日本人仲間と話したら「いや、３あったんじゃない」との反応も。
そのあとタイの建物の耐震構造、という話になりましたが、作り手・受け手ともに「耐震構造」という意識自体がタイには存在しないという結論に。確かにそのとおりであります。パキスタンの大地震なんか、まさにそのままの状況ですよね。
この件に関してはあまり深く考えないようにしようかと想っております。
author：匠武士
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