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 完敗、五輪日本代表

The Blue対決。
漠然と日本シロがいいな、と想っていたが
青だった。
立ち上がりの得点はデ・ロッシ、あっぱれイタリア。
ディフェンスの寄せが少し甘かったかもしれないが
致し方なし。
しかし次、分かっているのにモニワが1対1を
ジラルディーノにあっさり振り切られる。
2失点目、これは悲痛。
松井がボールに触れない、日本の攻撃が見えない。
ピンポイントのパス、正確なトラップ、シュートの精度……
基本的な技術の差を久々痛感。
アジアカップとは違う。
完璧な阿部のFK! まだイケル。


しかし、しかし、またもや失点!!
分かっているのにジラルディーノの一人にやられる。
いや、サイドを突破されクロス上げられた時点でOUTということか。
40分、43分の大久保シュート。
この決定機を決められないのが、“決定的”な差。


ハーフタイムに水泳・北島の金を知る。
シドニーアメリカ敗戦のときは、Qちゃんのマラソン金にかき消された。
「サッカー日本、惨敗」ではなく「金! 北島」で問題なし。
今回もそうなのか。
マイナスの想像ばかりが先行。


後半立ち上がりの松井1対1、駄目。
スーパーシュートが必要だ。
イタリアは徹底したディフェンス、カウンター攻撃。
試合巧者イタリア復活、今大会こそ期待できるかも。
そして、
2-3、試合終了。


山本監督談
「結果は残念だが、ドイツに繋ぐと言うもうひとつの目的があるので、
選手はこれを乗り越えて強くなっていくことが大事。
今日の試合はこの後に繋がる。Pエリア内の質の差があった。
あと1試合残ってる。選手は十分戦えることが分かったと想うので
前を向いて次を目指して欲しい」


まだ1試合残っている、などとの慰めの言葉は必要なし。
既に日本は、3大会連続出場の「五輪常連国」なのだ。
2試合で7失点、とても常連国の数字ではない。
山本JAPANの総決算、無残に散る。
祭りは終わった。



author:タイで想う日々管理人