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追悼・実相寺昭雄監督

最初は何だろう、オンタイムではなかったけど初代ウルトラマンスカイドンとか、ジャミラ(故郷は地球)。怪獣墓場・シーボーズ……
でも一番衝撃だったのはセブンの「第四惑星の悪夢」(原題・人間狩り)ですね。ウルトラシリーズなのに怪獣も宇宙人も出てこないんだから!!
さかのぼって、怪奇大作戦の「京都買います」、タイトルからして鮮烈。
極端なアップや、シンメトリーな(左右対称)画面づくり(キューブリック)、トラック移動撮影(ヴィットリオ・ストラーロ!)はATG映画「無常」で再確認しました。大島渚脚本の映画初監督作「宵闇せまれば」もワンセットドラマでずいぶん感化されました。
極私的な、自分にとっての映像原体験に一番染み込んでいたのはやっぱり実相寺さんだと想います。
ボクがこうやっていまだに映像の末席でさまよっているのも、すべてあなたのせいです。

実相寺 昭雄(じっそうじ あきお、1937年3月29日 - 2006年11月29日)は、映画監督、演出家、脚本家、小説家。東京藝術大学名誉教授。早稲田大学第二文学部卒業。TBSに入社し演出家として活動。殊にウルトラシリーズの演出で知られる。映画監督としては仏教やエロティシズムをテーマにした作品で有名。また、東京藝術大学演奏芸術センター教授として教壇にも立った。妻は女優の原知佐子
脚本執筆時には万福寺百合(まんぷくじ ゆり)、川崎高のペンネームも使用していた。
2006年11月29日午後11時45分、胃癌のため東京都文京区の病院で死去。69歳。(ウィキペディアより)

本当に若過ぎる、と想います。遺作という映画「シルバー仮面」、いつか観たいと想います。

追記:シーボーズをクリックするだけで、たくさんの方が実相寺さんのことを語っていることが分かって何だか救われた気がしています。
リファラでご挨拶もうしあげます。
http://d.hatena.ne.jp/manpukuya/20061130/jissouji
http://d.hatena.ne.jp/kousokudata0218/20061130/1164895789
http://d.hatena.ne.jp/qvarie/20061130#p1
http://d.hatena.ne.jp/gogoemipon/20061130
http://d.hatena.ne.jp/nononeko/20061130
http://d.hatena.ne.jp/haro-doku/20061130
http://d.hatena.ne.jp/o-yoro/20061130
http://d.hatena.ne.jp/aoi-study/20061130
http://d.hatena.ne.jp/yaIba_chaDQI/20061130
http://d.hatena.ne.jp/Clif/20061130
http://d.hatena.ne.jp/idonokaibutu/20061130
「特撮」っていうくくりには収まらない監督です、実相寺監督は。

author:匠武士
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